私が中学生の頃,顎関節症に関連する症状に苦しみ診療を受けました.私は先生に適切な判断をしていただこうと,なるだけ詳しく症状を伝えるよう努めました.
よく大げさに痛みを訴えるお年寄りや子供がいたりしますが,症状を訴える私に対する先生の扱いは,それは冷たいものでした.
治療方針を決定するのにももめていて,そんなに自分は深刻なのかと不安になったものです.治療を開始しても,結局症状の改善は見られませんでした.しかも痛い!この位のことは我慢しろと言わんばかり.実は確信犯的に痛くしてたりはしないだろうかと疑念がわく始末.後年,他の専門医でピタリと直りましたが….
医療者は技術もさることながら,一人の人間として信頼できるか,温かみがあるか,これはとても重要に思われます.
しかし,当時佐賀には医院選びに選択肢がなく他に行きようがなかったのです.
「あんな歯医者はいずれ淘汰される.患者はバカではない」と思っていましところ12年後の今日,このサイトでまだ続いていたのを発見し,筆を執りました.
みなさん,今は患者が医者を選ぶ時代です.正しい情報を得て,いい先生と協力し合って病気を治していきましょう.